艸砦庵だより

河村正之のページ 絵画・美術、本、山、旅、etc・・・

犇めく観客!!「縄文―1万年の美の鼓動」展(東京国立博物館平成館)を見に行った。

8月28日、「縄文」展を見に行ってきた。 ↓ 東博HPより 観測史上最高という猛暑の続く8月。会期終了まで1週間足らずとなり、その暑さもわずかに和らいだかと思われる28日、この日行かねば行く日はないという思いで、決死の覚悟(?)で見に行った。暑いのは…

蕎麦粒山から天目山へ (2018.7.3)

前回の山行から、また二か月空いた。5月から6月にかけて、ウズベキスタンに15日間旅した(別稿:カテゴリー「海外の旅」参照)。そのうち、少なくとも10日間は毎日2万5千歩前後歩いているから、必ずしも運動不足とは言えないだろうが、やはり山登りと、平…

「なぜウズベキスタンなのか―過去の海外の旅を概観してみる―完結篇」 (モロッコ+チュニジア・アメリカ・トランスコーカシア三国・ウズベキスタン 篇)

⑲2015.2.1~18 (18日間) モロッコ(カサブランカ・マラケシュ・ザゴラ・トドラ・メルズーガ・フェズ・メクネス)~チュニジア(チュニス・カルタゴ) 同行:河村森(息子:無職) S嬢(姪:無職) この旅については以前「モロッコ・チュニジアの旅 1-10」(…

「なぜウズベキスタンなのか―過去の海外の旅を概観してみる―その3」(インド・バリ島・ペルー・ラオス 篇)

「なぜウズベキスタンなのか―過去の海外の旅を概観してみる」のその3である。 文章は大体のところは、とっくに書きあげている。短い文章だから、考察やその検証性については、あまり深入りせず、印象が中心である。そのため、たいした労力は必要としないの…

「なぜウズベキスタンなのか―過去の海外の旅を概観してみる―その2」 (トルコ・スリランカ・ギリシャ・キューバ+メキシコ・バルト海沿岸三国・台湾・カンボジア 篇)

以下、前稿の続きである。 *国名(都市名)の記載順は必ずしも行った通りの順番とは限らない。同行者名については実名にした場合もあり仮名の場合もある。( )内の立場は当時のもの。 ⑧2009. 9.13~9.27(15日間) トルコ(イスタンブール・アンカラ・サフ…

「なぜウズベキスタンなのか―過去の海外の旅を概観してみる―その1」(初めてのヨーロッパ・2回目のヨーロッパ・ベトナム・中国内蒙古・中国甘粛省~青海省・スウェーデン+ノルウェー・中国貴州省 篇) 

ウズベキスタンの15日間の旅に行ってきた。 なぜウズベキスタンなのか、と問われる。 それに対して、今回のウズベキスタンは、これまでの「美術」を軸とする私の旅の積み重ねから、必然的に出てきたのだと答えることになる。 そうすると、ウズベキスタン以前…

四国の山旅―その3 三嶺 (2018.4.27)

4月27日(金)晴時々曇り 朝食後、通いなれた(?)道を名頃の登山口の駐車場へ。数台の車が停まっている。8:25カカシ達に見送られて登り始める。 ↓ お見送りのカカシ(?)たち 剣山からの往復に比べれば、この尾根から三嶺に登る人は少ないようで、その…

四国の山旅―その2 次郎笈~剣山~一ノ森 (2018.4.26)

4月26日(木) 朝、薄い雲はあるが、晴れている。7時からの朝食を済ませ、車で登山口の見ノ越へ。宿泊施設や食堂、土産物屋などがある。 靴を宿に置き忘れ取りに戻るというお粗末な一幕の後、駐車場わきの剱神社の石段を上がる。 ↓ 剱神社の石段 見ノ越から…

四国の山旅-その1 霧の丸笹山 (2018.4.25)

2年ほど前から高校山岳部時代の同期と後輩の三名で、ごくプライベートで怪しげな「OB会」をでっち上げ、山口県と東京から参集して、北アルプスや九州、大峰などで年に二、三回の「合宿」と称する山行を行ってきた。 その間、帰郷したKを中心に故郷の山口県…

「400回目の山」 坪山から大寺山をへて尾名手尾根下降 (2018.4.5)

2018年4月5日 曇りのち晴れ 同行:K 2.5万図/猪丸・七保 最大標高差:676m 何回かの延期をへて、前回から二週間以上たった。期が熟したというのか、ようやく山に行く気になった。3月29日、5時起床。朝食を食べ、準備を終り、さあ靴を履こうかという時にな…

股関節痛とともに 高尾山から小仏峠へ (2018.3.12)

前回の山行からまた中一ヶ月以上空いた。不老山からの帰途自覚したとおり、B型インフルエンザに罹っていたのである。合わせて、これまで経験したことのない、やや重めの花粉症の症状を呈してきた。以前は無縁だったが、ここ2,3年はごく軽い症状が出るよう…

2018年の山始め―玄房尾根から雨降山越え不老山へ

また、中一ヶ月空いた。理由というほどのものはなく、要はモチベーションの低さということだろう。ともあれ、2018年の山始めである。 今年の冬は寒い。北陸や東北日本は大雪で大変そうだ。わが家の方でも二度ばかり降雪があり、多少の雪かきもした。しかし、…

雪の裏山散歩 桜尾根から金剛の滝へ(なぜ金剛の滝は凍らないのか?)

11:30起床。朝昼兼用の食事を終え、食器洗いや洗濯物干しなどの家事や雑事を済ませ、アトリエに入る。とりあえずPCを立ち上げる。しばし、ぼんやり。なかなか制作に向かう気にならない。いつものことだ。 外は何年ぶりかの寒波襲来とかで、寒い。ここのとこ…

週刊エコノミストに名前が載った??

とある珍しく雪の降っている日、高校同期の友人Sさんからラインがきた。 「凄いよ。」「ゴルフメンバーのY君からの情報です。」として、写真が一緒である。週刊エコノミスト1月23日号。 ??? 週刊エコノミスト?? 知らない。猪熊建夫・ジャーナリスト? …

2017年の読書

年末に各種の記録・データの集計をする。美術館関係、山関係、そして読書関係。 絵(美術)、読書、登山、それらは言ってみれば、私の人生の4本柱の一つ一つだからである。では4本目は何かと言えば、とりあえず骨董蒐集と言ってもよいのかもしれないが、か…

別稿 2017年に見た展覧会 ―その2 +見損なった展覧会

以下は前稿「2017年に見た展覧会 ―その1」で別稿としておいたものである。 6. ミュシャ展 国立新美術館 3月31日 [洋画] ↓ 展覧会チラシ ミュシャは日本では人気が高く、ずいぶん何度も展覧会が開かれている。しかし私が行ったのは、1983年伊勢丹美術館での…

2017年に見た展覧会 ―その1

昨年末、朝日新聞では恒例の「回顧2017 美術」で、北澤憲昭、高階秀爾、山下裕二の「私の3点」をあげている。内容は以下の通り。 北澤憲昭 「パロディ 二重の声」(東京ステーションギャラリー) 「日本の家」(東京国立近代美術館) 「最古の石器とハンド…

今年の山納め:大高取山から鼻曲山をへて越上山 (2017.12.27)

不調である。何とはなしに。不定愁訴とでも言おうか。よくあることだ。だからこそ山に行かねばならない。 今年16回目の山行が、本年の山納めである。年度目標の月2回×12=24回には遠く及ばなかったが、夏場の天候や体調等の問題もあり、まあ、こんなもんだ…

グループ展のお知らせ 「あなたのためのカレンダー展 Ⅱ」が始まります

グループ展のお知らせ 「あなたのためのカレンダー展 Ⅱ」が始まります。 会期:2017/12/11-12/16 休廊日:会期中無休 時 間:11:30〜19:30(最終日 17:00まで) 来年はどんな絵で一年を過ごしましょう? 小品2点の出品です。 ということで、詳しくはうしお画…

伊豆ヶ岳東尾根から子の権現へ (2017.12.6)

↓ 伊豆ヶ岳遠望 右に延びるのが東尾根 【コースタイム】 2017.12.6(水曜日)快晴 単独 西吾野駅9:25~下久通~琴平神社10:10~狢入山10:55~伊豆ヶ岳頂上12:30-13:00~古御岳830m13:20~ナローノ高畑山695m14:00~中ノ沢ノ頭622m14:27~天目指峠…

晩秋の南大菩薩・殿平~鞍吾山~沼沢ノ峰 (2017.11.21)

今回の山は南大菩薩の、殿平から鞍吾山をへて沼沢ノ峰*に至り、その南東尾根を下ろうというものである。数年前から何となく気にはなっていたが、大菩薩連嶺の主脈からはずれた、いかにもマイナーな支尾根上の山であり、さほど魅力も感じず、積極的に行く気に…

旧論再録 「表現のはじまりとしてのアウトサイダーアート」

はじめに (長いです。旧論と合わせてA4 13ページ分あります。すみません。) 先に山口県の山に登った時のことを3本、ブログにあげた(「狗留孫山」「馬糞ヶ岳」「天神山」)。その流れで次に「これはアウトサイダーアートなのか?~山里に群れなす怪獣たち…

グループ展のお知らせ  「アートビューイング OME」展が始まりました

遅くなりましたが、今日からグループ展「アートビューイング OME 1917」展が青梅市立美術館の市民ギャラリーで始まりました。 今朝、搬入・展示作業を終えて、午後から公開しています。12月3日まで展示しています。 偶然ですが、参加メンバーには、予備校時…

「ふるさとの山―番外編+路上のアート」 これはアウトサイダーアートなのか?~山里に群れなす怪獣たち

先日(2017.11.8)、山口県旧鹿野町(現周南市)にある馬糞ヶ岳に登りに行った。その途中で不思議なものを見た。 最初は徳山から北上して登山口である秘密尾を目指して車で走行中、とある交差点(?場所不明)で何か、黒い大きなフィギュアのようなものが置…

「ふるさとの山 その3」 これまでに登った最も低い山 天神山 (2017.11.9)

11月9日木曜 東京を発ってから6日目、帰京すべき日である。予定していたコンテンツはほぼすべて消化した。 前夜は馬糞ヶ岳から帰ってきてから、K宅で野郎三人で鍋を囲んで飲んだ。5日連続だ。思い残すことはない。あとは駅に行く途中で、「山頭火ふるさと館…

46年目の達成 霧の秘密尾から馬糞ヶ岳へ(2017.11.8)

前稿に続き「ふるさとの山 その2」なのであるが、46年前の高校生の頃、故郷防府からは旧鹿野町(現:周南市)や錦町(現:岩国市)は遠いところだった。したがって同じ山口県ではあっても、寂地山や馬糞ヶ岳を「ふるさとの山」とよぶには、少々違和感がある…

ふるさとの山 狗留孫山と三十三霊場めぐり (2017.11.6)

前回の山行からまた二ヶ月空いた。この間、個展やら、息子の結婚式やら、いろいろあったのだが、何より大きかったのは天候不順である。ちなみに東京の十月の一ヶ月間の降雨日は23日で、過去三番目に多かったとのこと。しかし今さらそんなことを言ってみても…

個展開催のお知らせ 10月1日~8日 西荻窪・数寄和

西荻窪の数寄和で個展をします。 一昨年は同じメンバーで、二人ずつ二期にわけて発表しましたが、今回は四人の連続個展の全体で「秌韻」展です。 他のメンバーは細川貴司 岸本吉弘 吉川民仁 。 私は会期中毎日(日によって時間は異なりますが)午後は会場に…

「有朋自遠方来」 三ヶ月ぶりに登った王岳 (2017.9.5)

Kから電話がかかってきた。有朋自遠方来。不亦楽。いや、共に山に行かざるべけんや、である。 Kは本ブログにも、山と海外旅行の際の相棒としてたびたび登場する、中学・高校時代の同級生、高校山岳部のときの相棒。退職帰郷後も、郷里山口と東京と海外をしょ…

権現山から麻生山・三ツ森北峰

私の最も好きな山歩きの季節は、四月中旬から五月いっぱいにかけてである。最近の山歩きの中心である東京近辺の山を前提としての話だが。 その四月五月に、今年は三回しか行けなかったというか、行かなかった。その三回も奈良県の観音峰山、三輪山、山口県の…