艸砦庵だより

河村正之のページ 絵画・美術、本、山、旅、etc・・・

2018年の山始め―玄房尾根から雨降山越え不老山へ

また、中一ヶ月空いた。理由というほどのものはなく、要はモチベーションの低さということだろう。ともあれ、2018年の山始めである。 今年の冬は寒い。北陸や東北日本は大雪で大変そうだ。わが家の方でも二度ばかり降雪があり、多少の雪かきもした。しかし、…

雪の裏山散歩 桜尾根から金剛の滝へ(なぜ金剛の滝は凍らないのか?)

11:30起床。朝昼兼用の食事を終え、食器洗いや洗濯物干しなどの家事や雑事を済ませ、アトリエに入る。とりあえずPCを立ち上げる。しばし、ぼんやり。なかなか制作に向かう気にならない。いつものことだ。 外は何年ぶりかの寒波襲来とかで、寒い。ここのとこ…

週刊エコノミストに名前が載った??

とある珍しく雪の降っている日、高校同期の友人Sさんからラインがきた。 「凄いよ。」「ゴルフメンバーのY君からの情報です。」として、写真が一緒である。週刊エコノミスト1月23日号。 ??? 週刊エコノミスト?? 知らない。猪熊建夫・ジャーナリスト? …

2017年の読書

年末に各種の記録・データの集計をする。美術館関係、山関係、そして読書関係。 絵(美術)、読書、登山、それらは言ってみれば、私の人生の4本柱の一つ一つだからである。では4本目は何かと言えば、とりあえず骨董蒐集と言ってもよいのかもしれないが、か…

別稿 2017年に見た展覧会 ―その2 +見損なった展覧会

以下は前稿「2017年に見た展覧会 ―その1」で別稿としておいたものである。 6. ミュシャ展 国立新美術館 3月31日 [洋画] ↓ 展覧会チラシ ミュシャは日本では人気が高く、ずいぶん何度も展覧会が開かれている。しかし私が行ったのは、1983年伊勢丹美術館での…

2017年に見た展覧会 ―その1

昨年末、朝日新聞では恒例の「回顧2017 美術」で、北澤憲昭、高階秀爾、山下裕二の「私の3点」をあげている。内容は以下の通り。 北澤憲昭 「パロディ 二重の声」(東京ステーションギャラリー) 「日本の家」(東京国立近代美術館) 「最古の石器とハンド…

今年の山納め:大高取山から鼻曲山をへて越上山 (2017.12.27)

不調である。何とはなしに。不定愁訴とでも言おうか。よくあることだ。だからこそ山に行かねばならない。 今年16回目の山行が、本年の山納めである。年度目標の月2回×12=24回には遠く及ばなかったが、夏場の天候や体調等の問題もあり、まあ、こんなもんだ…

グループ展のお知らせ 「あなたのためのカレンダー展 Ⅱ」が始まります

グループ展のお知らせ 「あなたのためのカレンダー展 Ⅱ」が始まります。 会期:2017/12/11-12/16 休廊日:会期中無休 時 間:11:30〜19:30(最終日 17:00まで) 来年はどんな絵で一年を過ごしましょう? 小品2点の出品です。 ということで、詳しくはうしお画…

伊豆ヶ岳東尾根から子の権現へ (2017.12.6)

↓ 伊豆ヶ岳遠望 右に延びるのが東尾根 【コースタイム】 2017.12.6(水曜日)快晴 単独 西吾野駅9:25~下久通~琴平神社10:10~狢入山10:55~伊豆ヶ岳頂上12:30-13:00~古御岳830m13:20~ナローノ高畑山695m14:00~中ノ沢ノ頭622m14:27~天目指峠…

晩秋の南大菩薩・殿平~鞍吾山~沼沢ノ峰 (2017.11.21)

今回の山は南大菩薩の、殿平から鞍吾山をへて沼沢ノ峰*に至り、その南東尾根を下ろうというものである。数年前から何となく気にはなっていたが、大菩薩連嶺の主脈からはずれた、いかにもマイナーな支尾根上の山であり、さほど魅力も感じず、積極的に行く気に…

旧論再録 「表現のはじまりとしてのアウトサイダーアート」

はじめに (長いです。旧論と合わせてA4 13ページ分あります。すみません。) 先に山口県の山に登った時のことを3本、ブログにあげた(「狗留孫山」「馬糞ヶ岳」「天神山」)。その流れで次に「これはアウトサイダーアートなのか?~山里に群れなす怪獣たち…

グループ展のお知らせ  「アートビューイング OME」展が始まりました

遅くなりましたが、今日からグループ展「アートビューイング OME 1917」展が青梅市立美術館の市民ギャラリーで始まりました。 今朝、搬入・展示作業を終えて、午後から公開しています。12月3日まで展示しています。 偶然ですが、参加メンバーには、予備校時…

「ふるさとの山―番外編+路上のアート」 これはアウトサイダーアートなのか?~山里に群れなす怪獣たち

先日(2017.11.8)、山口県旧鹿野町(現周南市)にある馬糞ヶ岳に登りに行った。その途中で不思議なものを見た。 最初は徳山から北上して登山口である秘密尾を目指して車で走行中、とある交差点(?場所不明)で何か、黒い大きなフィギュアのようなものが置…

「ふるさとの山 その3」 これまでに登った最も低い山 天神山 (2017.11.9)

11月9日木曜 東京を発ってから6日目、帰京すべき日である。予定していたコンテンツはほぼすべて消化した。 前夜は馬糞ヶ岳から帰ってきてから、K宅で野郎三人で鍋を囲んで飲んだ。5日連続だ。思い残すことはない。あとは駅に行く途中で、「山頭火ふるさと館…

46年目の達成 霧の秘密尾から馬糞ヶ岳へ(2017.11.8)

前稿に続き「ふるさとの山 その2」なのであるが、46年前の高校生の頃、故郷防府からは旧鹿野町(現:周南市)や錦町(現:岩国市)は遠いところだった。したがって同じ山口県ではあっても、寂地山や馬糞ヶ岳を「ふるさとの山」とよぶには、少々違和感がある…

ふるさとの山 狗留孫山と三十三霊場めぐり (2017.11.6)

前回の山行からまた二ヶ月空いた。この間、個展やら、息子の結婚式やら、いろいろあったのだが、何より大きかったのは天候不順である。ちなみに東京の十月の一ヶ月間の降雨日は23日で、過去三番目に多かったとのこと。しかし今さらそんなことを言ってみても…

個展開催のお知らせ 10月1日~8日 西荻窪・数寄和

西荻窪の数寄和で個展をします。 一昨年は同じメンバーで、二人ずつ二期にわけて発表しましたが、今回は四人の連続個展の全体で「秌韻」展です。 他のメンバーは細川貴司 岸本吉弘 吉川民仁 。 私は会期中毎日(日によって時間は異なりますが)午後は会場に…

「有朋自遠方来」 三ヶ月ぶりに登った王岳 (2017.9.5)

Kから電話がかかってきた。有朋自遠方来。不亦楽。いや、共に山に行かざるべけんや、である。 Kは本ブログにも、山と海外旅行の際の相棒としてたびたび登場する、中学・高校時代の同級生、高校山岳部のときの相棒。退職帰郷後も、郷里山口と東京と海外をしょ…

権現山から麻生山・三ツ森北峰

私の最も好きな山歩きの季節は、四月中旬から五月いっぱいにかけてである。最近の山歩きの中心である東京近辺の山を前提としての話だが。 その四月五月に、今年は三回しか行けなかったというか、行かなかった。その三回も奈良県の観音峰山、三輪山、山口県の…

「散策展」 うしお画廊 2017.5.15~20 作品紹介

さる5月15日から20日まで、銀座のうしお画廊で「散策展」という5人(+1人)のグループ展をおこなった。 当然このブログでもその案内をすべきだったのであるが、送ってもらったフライヤー(A4両面刷り)のデータを、どのようにして取り込めばよいのか右…

カタクリの咲く尾根 46年振りの寂地山

5月1日。夕方からの飲み会(高校同期会)に合わせて、東京ステーションギャラリーで開催中の『アドルフ・ヴェルフリ展』を見に行こうと家を出かけたとき、電話がかかってきた。 山口県周南市のパレット画廊から、社長のHさんが亡くなられたとの報。享年79…

伊勢・大峰・大和への旅(観音峰山・三輪山) その2

4月12日 雨後曇り 強風 前夜半から嵐。台風並みの低気圧だとか。朝になって雨は多少小やみになったが、相変わらずの強風。もとより八経ヶ岳へのアプローチの林道も通行禁止で、登りようがない。登山は中止、強風の中、天川村観光の一日である。今日もA君に付…

伊勢・大峰・大和への旅(観音峰山・三輪山) その1

伊勢から大峰、大和へ、一週間の旅をした。三つのテーマ、三つの目的地、三つのパーティーの小旅行を一つに合体させたものである。 一番目の旅は、高校同期の飲み会仲間との年に一度の小旅行。毎年桜を見ることが口実の一つである。4月8日、8:10東京駅集合…

マイナー・バリエーションルート:小路沢ノ頭北尾根から笹子雁ヶ腹摺山~送電線尾根下降

二週間前に水野田山から古武山、徳並山と登った。その徳並山南尾根下降の際から見た(発見した)印象が忘れられず、小路沢ノ頭北尾根を登りに行った。 ↓ 徳並山南尾根から見るお坊山(左)から小路沢ノ頭(右)の稜線。右端が小路沢ノ頭北尾根(3月9日) 小…

ちょっと遅くなりましたが、「美術館探訪録・2015年-2 (海外篇)」

少し前に「美術館探訪録・2016年(国内篇)」をアップした。「国内篇」を書いたからには「海外篇」も書かねばならない、昨年も書いていることだし。と、思って確認したら、ない。「美術館探訪録・2015年(海外篇)」はアップしていなかったのである。おかし…

甲斐のマイナールート、水野田山・古武山・徳並山

[コースタイム]2017年3月9日 甲斐大和駅9:45~松智院10:07~マイクロウェーブ反射板11:10~水野田山11:18~林道:大志戸木の実の里森林公園11:35~大天狗12:25~古武山13:12~西大志戸山14:45~徳並山15:00~果樹園舗装道路16:43~甲斐大和駅16…

美術館探訪録・2016年(国内篇)

昨年2016年に国内で見た美術館・博物館等での展覧会の一覧である。寺社、遺跡、庭園等も含む場合もあるが、一般的な画廊等は含まない。ここに植物園や庭園や城址を含めるのはどうかということもあろうが、私は、ここではMUSEUMの範疇をなるべく広くとって考…

逍遥画廊[Gallery Wandering]-3  ヤフオクに出品された絵 その1

逍遥画廊で紹介する作品の選定について、特に明確な基準があるわけではない。「気ままに」が基本であるが、それでも、できればあまり人の目にふれていない(一回目の発表で人の手に渡ったとか、これまでの作品集等に掲載されていないといった)ものを取り上…

「赤線」を引きに九鬼山から鈴ヶ尾山へ

【コースタイム】2017.2.22(水) 田野倉駅~9:50~登山口10:08~池ノ山10:42~九鬼山11:45~高指13:45~桐木差山14:00~林道鈴ヶ音峠14:20~鈴ヶ尾山14:48~朝日小沢16:00~猿橋駅16:20 今回の計画は、九鬼山から東に延びる尾根を辿って鈴ヶ尾山…

逍遥画廊[Gallery Wandering] -2

「光の柱」(498) 制作年:2006.3~2011.12 サイズ:34.4×24.4㎝ 素材及び技法:厚口和紙にアクリルクラッキング地+台紙(キャンソンラビーテクニック) に和紙、アクリル・墨・膠彩・アクリル・油彩転写・アッサンブラージュ 発表:S.29 個展 2012.10/…