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艸砦庵だより

河村正之のページ 絵画・美術、本、山、旅、etc・・・

リバーダンスを見に行った

4月8日、リバーダンスを見に行ってきました。

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 会場は渋谷ヒカリエ東急シアターオーブ。自慢じゃないが、そんなところにこれまで縁はない。だがまあ、それは関係ない話。8年前に来た時も見に行きたかったのだが同行者をえられず、それっきりになっていた。

 これまで旅の途中のグラナダでフラメンコ、バリ島ケチャやバロンダンス、レゴンダンス、トルコでベリーダンス、その他スリランカカンボジア、中国貴州省などの民族系ダンス・歌謡ショー、その他ロシアやペルーのレストランでの観光客向けのちょっとしたダンスと音楽のショーなどを見たことは何度かある。それぞれにおもしろかった。日本でお金を払って見たのは沖縄のエイサーと、マリウス・プティパ振付、牧阿佐美演出のバレー「ライモンダ」だけ。

  ダンスということについては、長いあいだ、多少の偏見を持っていた。絵の静止した時間の感覚とはと両立しないと思っていたのである。しかし大学に勤めていたころ、「身体表現」という言葉・概念を知ったとき、目から鱗が何枚か落ちた。つまり視野が広まり、楽しめるようになった。今でも自分では踊らないけれども。

  リバーダンスとは、簡単に言えば伝統的なアイリッシュダンスにタップダンスを加えたもの。1994年に始まったというから意外に新しい。アイリッシュダンスということで言えばイギリスに支配されていたころの抵抗運動の側面もあったらしいが、リバーダンスになってからはほぼ関係はないようだ。今や完全にショーとして成功し、フラメンコやロシアバレーなどの要素も取り入れている。公演ではダンスとケルト系の歌、楽器演奏などがバランス良く組み合わされており、誰にでも楽しめる。

 何よりも超絶技巧としか言いようのないタップの素晴らしさ!

 上半身を使わず、下半身のステップだけというシンプルさというか抑制感が良いのだ。おうおうにして全身を使う場合にはうっとおしさということが生じる。

  何にしてもこれはこれで良い体験だった。

 演劇・ダンスの分野であとまだ見たことがないのは、文楽、オペラ(これは向いていないような気がするが)、宝塚、といったところか。暗黒舞踏やコンテンポラリー系のものもまだ見ていない。いつか見に行きたいものである。いつでもメンバー募集中です。今でも一人で行くのは、やはり敷居が高いという気がするのです。