艸砦庵だより

河村正之のページ 絵画・美術、本、山、旅、etc・・・

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

晩秋の南大菩薩・殿平~鞍吾山~沼沢ノ峰 (2017.11.21)

今回の山は南大菩薩の、殿平から鞍吾山をへて沼沢ノ峰*に至り、その南東尾根を下ろうというものである。数年前から何となく気にはなっていたが、大菩薩連嶺の主脈からはずれた、いかにもマイナーな支尾根上の山であり、さほど魅力も感じず、積極的に行く気に…

旧論再録 「表現のはじまりとしてのアウトサイダーアート」

はじめに (長いです。旧論と合わせてA4 13ページ分あります。すみません。) 先に山口県の山に登った時のことを3本、ブログにあげた(「狗留孫山」「馬糞ヶ岳」「天神山」)。その流れで次に「これはアウトサイダーアートなのか?~山里に群れなす怪獣たち…

グループ展のお知らせ  「アートビューイング OME」展が始まりました

遅くなりましたが、今日からグループ展「アートビューイング OME 1917」展が青梅市立美術館の市民ギャラリーで始まりました。 今朝、搬入・展示作業を終えて、午後から公開しています。12月3日まで展示しています。 偶然ですが、参加メンバーには、予備校時…

「ふるさとの山―番外編+路上のアート」 これはアウトサイダーアートなのか?~山里に群れなす怪獣たち

先日(2017.11.8)、山口県旧鹿野町(現周南市)にある馬糞ヶ岳に登りに行った。その途中で不思議なものを見た。 最初は徳山から北上して登山口である秘密尾を目指して車で走行中、とある交差点(?場所不明)で何か、黒い大きなフィギュアのようなものが置…

「ふるさとの山 その3」 これまでに登った最も低い山 天神山 (2017.11.9)

11月9日木曜 東京を発ってから6日目、帰京すべき日である。予定していたコンテンツはほぼすべて消化した。 前夜は馬糞ヶ岳から帰ってきてから、K宅で野郎三人で鍋を囲んで飲んだ。5日連続だ。思い残すことはない。あとは駅に行く途中で、「山頭火ふるさと館…

46年目の達成 霧の秘密尾から馬糞ヶ岳へ(2017.11.8)

前稿に続き「ふるさとの山 その2」なのであるが、46年前の高校生の頃、故郷防府からは旧鹿野町(現:周南市)や錦町(現:岩国市)は遠いところだった。したがって同じ山口県ではあっても、寂地山や馬糞ヶ岳を「ふるさとの山」とよぶには、少々違和感がある…

ふるさとの山 狗留孫山と三十三霊場めぐり (2017.11.6)

前回の山行からまた二ヶ月空いた。この間、個展やら、息子の結婚式やら、いろいろあったのだが、何より大きかったのは天候不順である。ちなみに東京の十月の一ヶ月間の降雨日は23日で、過去三番目に多かったとのこと。しかし今さらそんなことを言ってみても…