2月7日
6時起床。日の出を見る。すばらしく美しく、また単純きわまりない一瞬。
↓ サハラの夜明けです。
↓ サハラの砂です。持って帰ろうとビニール袋を用意していたのに、持って帰るのを忘れた。
朝食後、駱駝に少し乗って、車へ戻る。以後、往路を辿り、ワルザザードへ戻る。途中見る荒野(デザート=砂漠)の中に意外と大きな川が流れている。当たり前だが、そうした川=水が無ければ人の営みは成り立たず、集落も道もできはしないだろうが。したがって旅はそうした水のある地点をつなぐものとならざるをえない。
↓ 車窓より。荒涼たる透明な広がり。
昨日から同行のメンバーとはここまでで、昼食を食べたレストランで待っていればすぐに次の車がピックアップしに来ると言われ、待つも、なかなか来ない。だんだん不安になってくるがどうにもしようがない。やっと来たのは3時間半後。やれやれである。
↓ 旅の仲間。左端が一日半行動を共にした馮佳斌君。その後お元気ですか。
今度のメンバーはスペインの若者たち6名、ブラジル人のスペイン留学中の女子大生1名、台湾在住の日本人1名、プラス吾々3名という組み合わせ。その後3時間ほどのドライブののち、トドラ渓谷のホテルに着いた。結局、移動だけの一日であった。
夕食はやはりチキンのタジンとパン。寒い。食堂の暖炉のわずかな焚木の火が救いだった。夕食後メンバーの森山さんという人を交えて、飲む。日本から持ってきた少しばかりの焼酎があっという間になくなった。
(2015.5.25)