『月虹と游色 河村正之詩歌集』を発行しました。
俳句291句、詩61篇、短歌254首と、絵画作品14点を収録。四六判・上製カバー。栞もついた、本らしい本になりました。
↓ 販促(?)用のチラシです。
画家である私が詩歌を作っていることを、ほとんどの方がご存知ありません。誰にも言わず、どこにも発表しなかったからです。
私の詩歌は、言葉によって描いた絵なのかもしれません。
↓ 左:表紙と、右:カバー。
これに限らず、採用した作品画像は友人の編集・デザイナーが選んでくれました。
定価3500円と高くなってしまいましたが、限定200部という少部数自費出版のため、実際にはその1.3倍の費用がかかっています。つまり一冊お買い上げいただいても、約1000円の赤字が出ますが、営利目的ではなく、作品発表のつもりなので本人は納得済です。ですから、基本的に献本はしません。おそらくこれまでの作品集などと同様に、在庫の山が生まれるでしょうが、やむをえません。
若干の配布用チラシも用意しておりますが、FB友達等でご希望の方は、メッセンジャーでの御連絡をお待ちしています。
曼珠沙華 世界の壊れ遠く見て
蜜蝋の 命の底にあるごとし
かわたれや 愛せし人の名を忘る
ここにして鉄路尽きたり五日市 しずかに山はしのび寄るかも
倦怠はアンモナイトのかたちして 黄金律の破れに眠る
洪水の後の虹彩充ちる野に 絵を描くわれの一人あるべし
↓ おまけです(笑)。
作品集『水晶録』、在庫たくさんあります。この機会にどうぞ。
↓ 同じく、おまけです(笑えないよね)。
作品集『水晶録Ⅱ』。
こちらも在庫たくさんあります。この機会に合わせてどうぞ。
(FB投稿:2023.10.24 ブログ再録:12.21)