艸砦庵だより

河村正之のページ 絵画・美術、本、山、旅、etc・・・

山歩記「緑に染まる樹林の山旅 雨呼山(あまよばりやま)」(2022.5.18)

昨年10月に続いて山形への旅。旧友I宅滞在、美術談義、石仏探訪、etc。その一日、天童市の雨呼山905.5mに登った。 天童駅から晶林寺までタクシー。晶林寺の石仏を少し見て、奈良沢不動尊へ。 ↓ 奈良沢不動尊の拝殿(?)と、左が峰越の滝。 奈良沢不動尊か…

もう一つの表現の不自由「アートビューイング西多摩2021」青梅市立美術館  (記・FB投稿:2022.1.3)

正月早々、あまり愉快ならざる投稿。 昨年11月20日からこの1月16日まで青梅市立美術館で開催中の「アートビューイング西多摩2021 開花するアート」展において、以下のような「もう一つの表現の不自由」な展示が発生し、進行し、解決(?)し、現存している…

小ペン画ギャラリー-23 「二人」(記・FB投稿:2022.3.3)

(ロシアのウクライナ侵攻という事態のさなかに、こんな投稿をしてよいものかとも思う。だが、ミャンマー、シリア、アフガニスタンやイエメンと、常にどこかで紛争や戦争が常態なのがこの世界だ。 「紅旗征戎吾が事に非ず」を、前後の文脈もわきまえず、芸術…

「板垣豊山が『河村先生』の肖像画を描いた」

「板垣豊山が『河村先生の肖像』を描いた」 畏友、板垣豊山が私の肖像画、『河村先生の肖像』を描いた。 一年ぐらい前に、私を含めて「友人五人(A・S・K・F)の肖像画を今、描いてるんだよ。」と言われ、その後ほどなく最初に完成した私の肖像画の画像…

「キクのこと」(記・FB投稿:2021.5.13)

5月11日はキクの一周忌だった。キクとは、21年間飼っていた猫のこと。FBのプロフィール写真に、私と一緒に写っている猫。 1999年の4月にあきる野市に転居。新学期、中学生になった息子が帰宅途中で、捨てられていた生後一か月ほどの仔猫を拾ってきた。 ↓ …

小ペン画ギャラリー-22  「デカルコマニー」 (記・FB投稿:2022.2.21)

「デカルコマニー」とは、ある程度の流動性を持った絵具を二つの支持体の間に挟み、それらをずらしたり、こすり合わせたりするなどした後にはがして、その際に現れる偶然的効果を生かす技法のこと。ロールシャッハテストのあれと言えば、「あれか」とわかる…

山歩記+石仏探訪-35 「八王子城山」 (記・FB投稿:2022.2.24)

2月24日、八王子城山(≒八王子城址)に登った。 【コースタイム】タウン入口BS11:12~心源院・深澤弁財天・秋葉神社12:00~第六天12:25~八王子城本丸13:33~天守閣跡14:15~富士見台14:40~太鼓曲輪尾根分岐15:26~城山林道16:02~小殿跡~八王子城…

旧作遠望「絵画によるインスタレーション」 (記・FB投稿2021.8.4)

(*モデムとルーターの仕様を更新したことで、しばらくブログを開くことができませんでした。以下、主にFBに投稿したものの後追い投稿です。若干見苦しい次第ですが、御了解のほどを。) 昨年から始めた古写真・古アルバムの整理は、断続的にではあるが、…

閑話+石仏探訪35「ワクチン接種と里山春日幻想」(記・FB投稿:2022.3.6)

3月5日、三回目のワクチン接種。 高尾橋から見ると、多くの釣り人がいる。そうか、山女魚の解禁日か。昼過ぎでこれだから、朝はもっとたくさんいたのだろう。釣りは、自分からはあまりしないけど、好きは好きだ。でも、こんなに人が多い所では御免です。 ↓ …

山歩記「奥武蔵・正丸峠~ツツジ山」+石仏探訪-34

前回1月5日に奥武蔵・日和田山~ユガテを歩いた翌日から、なんだか股関節痛。5、6年前から時おり悩まされているが、またしても…。股関節痛、ひざ関節痛で山から遠ざかっていった人を何人も知っている。いよいよ俺も年貢の納め時かという思いと、それにあら…

小ペン画ギャラリーー21 「女房の選んだ○○点」

自分の作品を振り返り、鳥瞰し、そこに見出されるテーマで括り、自己批評するということに、少し疲れた。そうした場合の恒例で、ちょっと久しぶりに「女房が選んだ○○点」。 誰でもそうであろうと想像されるが、女房は最初の観客であり、時に最も辛辣な批評家…

石仏探訪-33 「ひので野鳥の森自然公園から妙見宮七星殿(不思議の宮)へ」

4日前の1月31日、女房に誘われて、隣町の「ひので野鳥の森自然公園」に行った。 ↓ 1) 「ひので野鳥の森自然公園」、新しい立派な管理棟からスタートし、谷ノ入古道を辿り、この小広場から右上に稜線を目指す。 ↓ 2) 谷ノ入古道のかたわらにあった2体の馬…

石仏探訪‐32 「荷渡地蔵尊‐神仏その他習合のタイムカプセル(山形便り-補遺2)」

山形の石仏探訪から三カ月たったが、未提出の宿題がいくつかある。「見た」というだけで済ましても構わないのだが、それでは研究・考察好きの私としては面白くない。「これだけは河村に見せたい」と連れて行かれた東根市の「荷渡地蔵尊」もその一つ。 そこは…

小ペン画ギャラリー‐20 「民間信仰系」

12月は何だかあれこれ妙に気忙しく、なかなかFBに投稿する余裕がなかった。 一か月で10日以上、病院その他に行った。私の健康診断とインプラント手術、女房の白内障の二度の手術とその前後の検査等の付き添い。手術は朝8:15から。6時には起きなければいけ…

石仏探訪-31「どんど焼きと塞の神/道祖神」

1月10日。自宅近くの高尾神社前での「どんど焼き」に参加した。昨年はコロナ禍で中止。今年は規模を縮小しての実施だそうだ。私の住むあきる野市の多くの自治会(旧村単位)では、現在でもどんど焼きを行っているところが多い。 ↓ 今年のどんど焼き。 例年よ…

山歩記+石仏探訪-30「久しぶりの山行 奥武蔵・日和田山からユガテへ」

わが家の玄関先には「山屋」と書かれた看板が掛けられていた。今ではもう文字も薄れ、ボロボロになり、たいていは下に落っこちたりしている。「山屋」の字にはかつては「さわや(沢屋)」とルビがふられていたが、ほぼ完全に消えてしまった。そんなになった…

石仏探訪‐29 「コンテンポラリー地蔵と観音」

先の投稿「小ペン画ギャラリーー19 仏教系」で、地蔵や観音などのイメージの、私なりの「変奏」について述べた。 それを投稿する前日の10月27日、孫の少し早めの七五三だというので、さいたま市の大宮氷川神社に向かった。途中の寺にふと立ち寄る。わりと大き…

小ペン画ギャラリー‐19 「仏教系」

石仏に関心をもって以来、後追い勉強の日々。石仏関係のみならず、この際だからその根底にある、仏教、神道、修験道、民間信仰からヒンドゥー教、宗教史全般、民俗学、等々。きりがない。 関係ないけど時おり、エホバの証人の方が冊子を置いていく。たまに幸…

小ペン画ギャラリー‐18 「へんな男‐2(少し前のもの)」

不定期ながら、こうして「小ペン画ギャラリー」というタイトルでシリーズ投稿(?)していると、やはり、ついつい近作新作を上げたくなる。新しいものほど良いとは限らないのだが、そこは表現者の心理。今回はあえて、少し古いというか、前の作品を取り上げ…

閑話「旅のカケラ‐窓 」+ 小ペン画ギャラリー‐番外篇「窓」

先に投稿した熊本でのグループ展「らんだむラリー」のために、作品の梱包作業をした。 で、いい加減、結論を出さなければならない。 【熊本でのグループ展⇒熊本~福岡~山口での飲み会+石仏探訪+山歩き】という旅のプランVS【緊急事態宣言都市福岡・蔓延防…

石仏探訪-28 「黒鳥観音のムカサリ絵馬について(訂正・修正版)」(山形便り‐補遺‐1)

山形石仏探訪の写真の整理も、ようやく終わった。その過程で、先日FBに投稿した「山形便り その3」で取り上げた「ムカサリ絵馬」をあらためて見直してみた。その結果、当初の認識とは大きく異なる要素を発見した。 ↓ 1. 黒鳥観音堂(東根市本丸南) 正式…

石仏探訪-28-1 「黒鳥観音ムカサリ絵馬(誤読版)」(「山形便り-その3」)

*以下の稿は2021年10月11日に現地からFBに投稿したしたものですが、その時点での不勉強のために、全体として大きく誤解しています。次の投稿「石仏探訪-28-2 『黒鳥観音ムカサリ絵馬(修正版)』」で訂正・再考版をアップしますので、合わせてご覧くださ…

石仏探訪-27 「牛頭天王の竹寺と偶然の邂逅・西雅秋さん」(記・FB投稿:2021.10.3)

昨日、奥武蔵の竹寺に行く用事ができて、そのルートの下見をしなければならなくなった女房に頼まれて、お供をした。竹寺は昔から有名な寺だが、まだ行ったことがなかった。 ↓ 1. 竹寺入口にあった古い案内板。 昔の寺社にはよくこうした案内板があった。少々…

石仏探訪‐26 「西武柳沢からひばりが丘へ」(2021.9.19探訪 2021.9.30FB投稿)

少し前、西東京市の西武柳沢駅前の画廊に知人(予備校時代の教え子)の個展を見に行った。なかなか良い作品があり、一点購入させてもらった。 話は変わる。実は、その西武新宿線の駅に降りるのは、初めてだった。東京で暮らしていると、移動はほとんど電車だ…

小ペン画ギャラリー-17 「作品No.500記念」(記・FB投稿:2021.8.17)

「小ペン画ギャラリー」の投稿が少しとどこおっていたら、その間に作品Noが500を越えた。めでたい(??)。 この作品番号は、小ペン画独自のカウント。従前からのタブローやドローイング作品とは別枠。付記しておけば、私にとっての「ドローイング(作品)…

石仏探訪-25 「修那羅峠-2 諸神篇」(記・FB投稿 2021.9.13)

↓ 1. 「さあ、これが修那羅の石仏群です。ごゆっくりご覧ください。道中、お気をつけて」と見送られる。 すぐ奥には不動明王や如意輪観音、千手観音などの石仏群。右奥には人頭杖ほかの石仏群が見えている。それにしても良い猫たちだった。 修那羅の石造物に…

石仏探訪-24 「修那羅峠-1 諸仏篇」(記・FB投稿 2021.9.13)

信州石仏探訪二日目。小諸、上田をぬけて、143号線の途中で修那羅峠へ寄り道。南参道を歩いて20分ほどで、安宮神社、つまり修那羅の石仏群である。 なぜか「オートバイ神社」という看板のある神社は、風雅に寂びた、なんとも言えぬ良い感じ。二匹の猫が出迎…

本と読書「遅ればせながら 2021年の読書―激減した読書量」

私には多少カウントマニア的趣味というか、集計・統計好きなところがある。 作品の記録については別としても、登山や、美術館や、海外旅行といったいくつかのコンテンツについては、簡単な項目的なものだが、昔から記録をつけている。読書・本についても同様…

石仏探訪-23 「発地~軽井沢~追分」(記・FB投稿:2021.9.11)

9月12日までグループ展開催中の熊本行きを断念した数日後、友人のSから電話がきた。安曇野市豊科近代美術館で開催中の「シンビズム-4」を見に行かないかと。即答、「行く!」 「シンビズム-4」には、ずいぶん昔、ごく淡い縁のあった小松良和さん(故人)や…

小ペン画ギャラリー-13 「濃くて、くどい絵」

*モデムとルーターの仕様を更新したことで、しばらくブログを開くことができませんでした。以下、主にFBに投稿したものの後追い再投稿です。若干見苦しい次第ですが、御了解のほどを。 前回の「あっさり」系に対して、今回は「濃くて、くどい、描き過ぎ(…