石仏探訪
(記・FB投稿:20223.14) 会期終了間際に知って、3月11日、何とか東京富士美術館に「山本作兵衛展(ユネスコ「世界の記憶」登録10周年記念)」を見に行った(13日で終了)。 閑散としているだろうと予想していたが、やけにお年寄りの客が多い。メイン展…
昨年10月に続いて山形への旅。旧友I宅滞在、美術談義、石仏探訪、etc。その一日、天童市の雨呼山905.5mに登った。 天童駅から晶林寺までタクシー。晶林寺の石仏を少し見て、奈良沢不動尊へ。 ↓ 奈良沢不動尊の拝殿(?)と、左が峰越の滝。 奈良沢不動尊か…
2月24日、八王子城山(≒八王子城址)に登った。 【コースタイム】タウン入口BS11:12~心源院・深澤弁財天・秋葉神社12:00~第六天12:25~八王子城本丸13:33~天守閣跡14:15~富士見台14:40~太鼓曲輪尾根分岐15:26~城山林道16:02~小殿跡~八王子城…
3月5日、三回目のワクチン接種。 高尾橋から見ると、多くの釣り人がいる。そうか、山女魚の解禁日か。昼過ぎでこれだから、朝はもっとたくさんいたのだろう。釣りは、自分からはあまりしないけど、好きは好きだ。でも、こんなに人が多い所では御免です。 ↓ …
前回1月5日に奥武蔵・日和田山~ユガテを歩いた翌日から、なんだか股関節痛。5、6年前から時おり悩まされているが、またしても…。股関節痛、ひざ関節痛で山から遠ざかっていった人を何人も知っている。いよいよ俺も年貢の納め時かという思いと、それにあら…
4日前の1月31日、女房に誘われて、隣町の「ひので野鳥の森自然公園」に行った。 ↓ 1) 「ひので野鳥の森自然公園」、新しい立派な管理棟からスタートし、谷ノ入古道を辿り、この小広場から右上に稜線を目指す。 ↓ 2) 谷ノ入古道のかたわらにあった2体の馬…
山形の石仏探訪から三カ月たったが、未提出の宿題がいくつかある。「見た」というだけで済ましても構わないのだが、それでは研究・考察好きの私としては面白くない。「これだけは河村に見せたい」と連れて行かれた東根市の「荷渡地蔵尊」もその一つ。 そこは…
1月10日。自宅近くの高尾神社前での「どんど焼き」に参加した。昨年はコロナ禍で中止。今年は規模を縮小しての実施だそうだ。私の住むあきる野市の多くの自治会(旧村単位)では、現在でもどんど焼きを行っているところが多い。 ↓ 今年のどんど焼き。 例年よ…
わが家の玄関先には「山屋」と書かれた看板が掛けられていた。今ではもう文字も薄れ、ボロボロになり、たいていは下に落っこちたりしている。「山屋」の字にはかつては「さわや(沢屋)」とルビがふられていたが、ほぼ完全に消えてしまった。そんなになった…
先の投稿「小ペン画ギャラリーー19 仏教系」で、地蔵や観音などのイメージの、私なりの「変奏」について述べた。 それを投稿する前日の10月27日、孫の少し早めの七五三だというので、さいたま市の大宮氷川神社に向かった。途中の寺にふと立ち寄る。わりと大き…
山形石仏探訪の写真の整理も、ようやく終わった。その過程で、先日FBに投稿した「山形便り その3」で取り上げた「ムカサリ絵馬」をあらためて見直してみた。その結果、当初の認識とは大きく異なる要素を発見した。 ↓ 1. 黒鳥観音堂(東根市本丸南) 正式…
*以下の稿は2021年10月11日に現地からFBに投稿したしたものですが、その時点での不勉強のために、全体として大きく誤解しています。次の投稿「石仏探訪-28-2 『黒鳥観音ムカサリ絵馬(修正版)』」で訂正・再考版をアップしますので、合わせてご覧くださ…
昨日、奥武蔵の竹寺に行く用事ができて、そのルートの下見をしなければならなくなった女房に頼まれて、お供をした。竹寺は昔から有名な寺だが、まだ行ったことがなかった。 ↓ 1. 竹寺入口にあった古い案内板。 昔の寺社にはよくこうした案内板があった。少々…
少し前、西東京市の西武柳沢駅前の画廊に知人(予備校時代の教え子)の個展を見に行った。なかなか良い作品があり、一点購入させてもらった。 話は変わる。実は、その西武新宿線の駅に降りるのは、初めてだった。東京で暮らしていると、移動はほとんど電車だ…
↓ 1. 「さあ、これが修那羅の石仏群です。ごゆっくりご覧ください。道中、お気をつけて」と見送られる。 すぐ奥には不動明王や如意輪観音、千手観音などの石仏群。右奥には人頭杖ほかの石仏群が見えている。それにしても良い猫たちだった。 修那羅の石造物に…
信州石仏探訪二日目。小諸、上田をぬけて、143号線の途中で修那羅峠へ寄り道。南参道を歩いて20分ほどで、安宮神社、つまり修那羅の石仏群である。 なぜか「オートバイ神社」という看板のある神社は、風雅に寂びた、なんとも言えぬ良い感じ。二匹の猫が出迎…
9月12日までグループ展開催中の熊本行きを断念した数日後、友人のSから電話がきた。安曇野市豊科近代美術館で開催中の「シンビズム-4」を見に行かないかと。即答、「行く!」 「シンビズム-4」には、ずいぶん昔、ごく淡い縁のあった小松良和さん(故人)や…
*モデムとルーターの仕様を更新したことで、しばらくブログを開くことができませんでした。以下、主にFBに投稿したものの後追い再投稿です。若干見苦しい次第ですが、御了解のほどを。 「誤リンピック」、「毒リンピック」、「狂リンピック」、「カス(ス…
前回「人頭杖‐その1」として、浅間嶺時坂峠の双頭の石仏と、地蔵堂廃寺跡探索について書いた。 ↓ 再掲載。本稿のきっかけとなった2014年撮影の写真。檜原村時坂峠。年代不明。 『檜原村の石仏 第二集』では道祖神と記載されているが、既述したように、人頭…
石仏に興味がなかった頃に浅間嶺時坂峠で撮った不思議な一枚の写真が、手元に残っていた。頭だけが二つ並んだ石仏。 ↓ 時坂峠の「道祖神」?人頭杖? 2014年10月9日撮影。ガラケーで撮った、夕暮れ時の逆光の写真なので、見づらい。刻字等は見当たらない。 ↓…
(* 最近、フェイスブックへの投稿が主となり、ブログへの投稿をサボり勝ちでした。FBをやっていない人もいるので、これではいけないと反省?し、一度FBに投稿したものではありますが、時間のある時に、こちらにもコツコツと(再)投稿しますので、御了…
4月12日午後、今年24回目の石仏探訪。 檜原村北谷の茅倉、中里、白倉、千足と、本宿の一部。山腹にへばりつく集落の中の細い急傾斜の道を、女房は必死に運転する。 大嶽神社、熊野神社、御霊檜原神社をメインに、路傍のあちこちに石仏(群)がある。あちこ…
3月14日。女房につき合って、横沢入にヨゴレネコノメソウを見に行く。まだ早すぎた。入口にある大きなコブシ(木蓮?)は満開には少し早いが、豪華なくせに静かな印象で、毎年見るのを楽しみにしている。 ↓ 横沢入入口に咲くコブシ(あるいは白木蓮)。 その…
3・11。当時、キューバからメキシコへの旅(3.1~3.15)の途上にあった私は、3・11を体験していない。最初に知ったのは、IT事情のきわめて悪いキューバのハバナで。新聞や画像を初めて見たのは、翌日のメキシコシティの空港で。 日本にいなかった私の感じ…
少し前に八王子市恩方方面に石仏探訪に行った。自転車やバスで行くとなるとかなり不便な地域だが、女房の車で行くと30分足らず。 恩方と言えば、和田峠に抜ける案下川沿いの陣馬街道と「夕焼け小焼けの里」。だが私が最初に目指したのは、その上流の支流の醍…
半月前ほど、日の出町細尾の光明寺に行った。寺の前、境内と見て、傍らの墓地ものぞいて見る。私の石仏探訪は、基本的には墓域内の個人墓標は対象としないが、墓地入口あたりに六地蔵をはじめとする石仏群があることが多く、また墓域内にも時には見るべきも…
庭に石仏(馬頭観音)をすえてみた。 ↓ 馬頭観音 三面四臂の憤怒相の座像 高41㎝ とりあえず、枝垂桜の根元へ。横にマンリョウ、手前に春蘭、後ろにバイモやシュウメイギクなどが咲くだろう。馬頭観音だから私の旅の守護仏としよう。 石仏探訪に「ハマった」…
石仏探訪を兼ねた裏山歩き。今熊山は何回か訪れているが、石仏を意識して登るのは初めて。その気になって見てみると、予想以上に多くのものがあった。多すぎて今回はそのごく一部だけを紹介する。 今熊山は神仏混淆、修験道の山というイメージがあるが、今の…
昨日、毎月5日に近所で開催されているはずの骨董市「五の市」に久しぶりに行ってみた。行ってはみたが、やっていない。いつの間にか第三日曜に変わったようだ。またしても世の中の変化に取り残されている。 ↓ 近所の高尾公園の梅。この木だけはや三分咲き。…
石仏探訪をしていると色々と不思議なことに気づくことがある。その一つが「首無し地蔵」「丸石地蔵」だ。 ↓ 首無地蔵 地蔵菩薩宝珠錫杖 丸彫立像 あきる野市高尾大光寺 わが家から歩1分のところに立っている。それなりに立派な像塔だが、なぜか資料には記載…